【7月8日 AFP】北中米カリブ海サッカー連盟ゴールドカップ(CONCACAF Gold Cup 2019)は7日、決勝が行われ、メキシコはMFジョナタン・ドス・サントス(Jonathan Dos Santos)が決勝点をマークし、米国に1-0で勝利して優勝を果たした。

 米イリノイ州シカゴにあるソルジャー・フィールド(Soldier Field)で行われた宿敵同士による激戦は、米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)に所属するドス・サントスが73分に決めた1点で決着がついた。

 同大会が北米、中米、カリブ海のチームが出場する大陸選手権に再編成された1991年以降、メキシコは最多となる8度の優勝を果たした。

 同日行われた女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)の決勝でオランダを2-0で下して世界一に輝いた女子代表に続き、男女での同時優勝を目指していた米国にとっては無念の敗戦となった。

 ドス・サントスの決勝点は、右サイドを駆け上がったロドルフォ・ピサロ(Rodolfo Pizarro)の勢いあるドリブルを起点に生まれた。

 ピサロからパスを受け取ったラウル・ヒメネス(Raul Jimenez)が華麗なバックヒールで背後にボールを落とすと、最後はドス・サントスがカーブのかかったシュートをゴールの隅に突き刺した。(c)AFP/Pedro REPARAZ