【7月8日 AFP】イラン北部マーザンダラーン(Mazandaran)州の「ヒルカニアの森(Hyrcanian forests)」。5000万年にさかのぼる歴史を持つこの森は、カスピ海(Caspian Sea)の海岸に沿っておよそ850キロにわたって続き、ペルシャヒョウやその他60種近くの哺乳類、160種の鳥類の生息地となっている。

 国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産委員会(World Heritage Committee)は5日、その「注目すべき生物多様性」を称賛し、ヒルカニアの森の世界遺産登録を決定した。(c)AFP