【7月8日 AFP】男子ゴルフ米ツアー、3Mオープン(3M Open 2019)は7日、米ミネソタ州ブレーン(Blaine)のTPCツイン・シティーズ(TPC Twin Cities)で最終日が行われ、PGAツアー参戦わずか4戦目の20歳、マシュー・ウルフ(Matthew Wolff、米国)が劇的なツアー初優勝を飾った。

 大学の全米王者であるウルフは、最終18番で8メートル弱のイーグルパットを沈め、通算21アンダーを記録してブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau)、コリン・モリカワ(Colin Morikawa)の同胞2人を1打差で退けた。

 最終ホールでは、まずデシャンボーが約1.8メートルのイーグルパットを沈め、ウルフとモリカワに1打差をつけて通算20アンダーでトップに立った。

 これで、スポンサー推薦で出場している二人は長いイーグルパットを成功させるしかなくなったが、まずはウルフが緊張の中、グリーンの端からのロングパットを沈めて首位を再奪取。ウルフとは高校時代に南カリフォルニア地区でしのぎを削り、アマチュアの世界ランキング1位に輝いたこともあるモリカワも約6.6メートルのイーグルパットを決めればプレーオフに持ち込むことができたが、ボールはわずかにカップを外れてウルフの優勝が決まった。

 20歳でのツアー勝利は、ここ最近では2013年に19歳でジョンディア・クラシック(John Deere Classic 2013)を制したジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)に次ぐ若さとなる。また4戦目で優勝したウルフだが、これよりも少ない出場回数で優勝した選手は米ツアーで過去に4人しかいない。

 オクラホマ州立大学(Oklahoma State University)の学生でもあるウルフは、アマとして出場した2月のウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン(Waste Management Phoenix Open 2019)で50位タイに入ると、プロ転向後初戦となった6月のトラベラーズ選手権(Travelers Championship 2019)では80位、前週のロケット・モーゲージ・クラシック(Rocket Mortgage Classic 2019)では予選落ちだった。

 この結果、ウルフは2020年と2021年の米ツアー、そして来年のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2020)の出場権を獲得している。

 アダム・ハドウィン(Adam Hadwin、カナダ)が3打差の4位、カルロス・オルティス(Carlos Ortiz、メキシコ)とウィンダム・クラーク(Wyndham Clark、米国)が4打差の5位タイに入った。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は、通算16アンダーの7位タイだった。(c)AFP