【7月8日 AFP】コパ・アメリカ(2019 Copa America)は7日、決勝が行われ、開催国のブラジルはガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)が退場になりながらもペルーに3-1で勝利し、通算9度目の優勝を果たした。

 エベルトン(Everton Sousa Soares)の得点で先制したブラジルは、パオロ・ゲレーロ(Paolo Guerrero)のPKで追いつかれるも、ジェズスが決勝点となるゴールを挙げた。

 さらに、試合終了間際には途中出場のリシャルリソン(Richarlison)がPKで3点目をマークすると、10人のブラジルがマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で12年ぶりの優勝を決めた。

 しかし70分、この日2枚目となるイエローカードを受け退場になったことで、ジェズスの一日は台無しになった。

 ピッチを去る中、手で不適切なジェスチャーを見せ、怒りのあまり水の入ったボトルを蹴り上げたジェズスは、危うくビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)用のブースを押し倒しかけ、控室に戻る際には涙を流していた。

 しかし、ブラジルの選手たちはジェズスの退場後に力を結束させ、勝利をものにした。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN