【7月7日 AFP】オーストリア・ウィーンのシェーンブルン動物園(Schoenbrunn Zoo)のワオキツネザル一家に、新しい家族が仲間入りした。先月15日に体重70グラムで誕生した赤ちゃんだ。性別はまだ分かっていない。

 ワオキツネザルは、母系集団で群れを成す動物。今回誕生した赤ちゃんは、シェーンブルン動物園の群れのリーダーである雌のリンタ(Linta)から生まれた。

 ワオキツネザルは、アフリカのマダガスカルにしか生息しない。現在、放牧地を確保するための森林伐採によって生息数は減少している。

 この動物園では今年、保護増殖プログラムを導入した影響でワオキツネザルの赤ちゃんの誕生が遅れていた。しかし、今後多くの赤ちゃんが誕生する見込みだという。(c)AFP