【7月7日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は6日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-2、6-3、6-2でジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)に快勝し、自身9回目となるベスト16入りを決めた。

 6月の全仏オープンテニス(French Open 2019)で大会12勝目を飾り、今大会では四大大会(グランドスラム)通算19勝目を狙うナダルは、2018年に膝の手術を受けて現在ランキングは72位と落ち込んでいるものの、ウィンブルドンで2011年と2012年に4強入りしているツォンガとの顔合わせとなった。

 しかし試合は、わずか1時間48分でナダルが完勝。波乱含みだったニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)との2回戦よりもはるかに静かな内容で、終了後にツォンガと交わした温かい抱擁は、キリオスとのそっけない握手とは対照的だった。

 ナダルは「とても満足している。最初から最後まで、素晴らしい試合ができた」と完勝劇を喜んだ。

 ナダルにとっては、次がグランドスラム通算45回目の4回戦となる。対戦相手は、地元期待のダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)との5セットマッチを制したジョアン・ソウザ(Joao Sousa、ポルトガル)に決まった。(c)AFP