【7月6日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は5日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第19シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)は4-6、5-7、3-6でフランスのウゴ・アンベール(Ugo Humbert)に敗れた。将来のウィンブルドン優勝候補との声もある18歳は、この敗戦に「恥ずかしい」と肩を落とした。

 今大会の男子シングルスで最年少プレーヤーだったオジェ・アリアシムは、2011年大会のバーナード・トミック(Bernard Tomic、オーストラリア)以来となる年少記録でのベスト16入りを目指していた。

 しかし、この日は第2セットを5-2でリードしながら大崩れしてしまい、「きょうは何とも言いようがない。重圧がのしかかっていて、それは当惑するほどのレベルまで到達していた」「とにかく悔しい。道を切り開けなかった。相手がやるべきことをやったのに対して、自分の方はかなり恥ずかしい試合だった」と振り返った。

 一方、オジェ・アリアシムと同じく今回がウィンブルドンの本戦デビューとなった世界66位のアンベールは、8日の4回戦で通算4度の大会制覇を誇る第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦する。左利きの21歳は、ジュニアとプロレベルを通じて今年に入るまでグラス(芝)コートでプレーした経験がなかった。(c)AFP