【7月7日 Xinhua News】米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)はここ数年、同社最大の海外市場となる中国で充電ネットワークの設置とサービス拡充に重点を置いている。これまでに中国に設置した超急速充電スタンド「スーパーチャージャー」は1700カ所を超えた。

【関連記事】テスラが自然発火し火災に 電池システムに不具合か

 テスラは2日、スマートフォンのアプリで各種サービスの予約ができるシステムを中国で正式にリリースした。ユーザーはアプリからサービスを簡単に予約できるようになり、電話をする必要はなくなった。アプリの「予約サービス」からサービスの項目と日時を入力し、サービスセンターを選ぶだけでよい。新型モデル「モデル3」の中国での納車台数が増加する中、新機能のリリースは増え続けるテスラユーザーにより手軽で便利なサービスをもたらした。

 同社が中国で運営する直営店(テスラストア)は48店舗を超える。サービスセンターと板金塗装センターからなるサービス拠点は89カ所に達した。1700カ所を超えたスーパーチャージャーと2100カ所以上の普通充電スタンド「デスティネーションチャージング」が設置されたことで、多くの商業地域やホテル、観光地、ドライブルートなどをカバーできるようになった。(c)Xinhua News/AFPBB News