【7月10日 CNS】曹勝歌(Cao Shengge)さんは、2015年から廃タイヤを材料とする工芸作品(オブジェ)の制作にのめり込んでいる。

 1990年代生まれの曹さんがつくるのは、外国のアニメや神話の登場人物、ジュラ紀の恐竜、十二支の動物などで、最大で10メートル近い高さがある。これまでに50トン近い廃タイヤを回収し、100を超えるオブジェをつくってきた。

 2日午後も、中国・河北省(Hebei)邢台県(Xingtai)皇寺鎮(Huangsi)で、廃タイヤから工芸作品に使うゴムの材料を切り出していた。1作品に1万個以上のタイヤ片を使い、数十日の時間をかけている。

 いつの日か、オブジェの作品展を開くのが夢だという。(c)CNS/JCM/AFPBB News