【7月4日 AFP】男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が3日、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)とのペアで出場するウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)の混合ダブルスに向けて意気込みを語った。

 股関節の手術を受け、段階的な復帰を目指しているマレーは前日、自身と同じく元世界ランキング1位のセレーナとタッグを組むことを発表。この日は英スコットランドのテレビ局STVに対し、「素晴らしいものになるだろう。また元気に、健康になったことがただただうれしい」と話した。

「昨年に起きたことを考えれば、いつどうなるかは分からないので、これは最高のチャンスだ。楽しみにしている」

 マレー/セレーナ組の1回戦の対戦相手は、アンドレアス・ミース(Andreas Mies、ドイツ)/アレクサ・グアラチー(Alexa Guarachi、チリ)組に決まった。

 ミースは同胞のケビン・クラビーツ(Kevin Krawietz)とのペアで全仏オープンテニス(French Open 2019)の男子ダブルスを優勝したばかり。また、米国生まれで同じく28歳のグアラチーは、ミースと比べると成績は劣るが、今年のイスタンブール・カップ(TEB BNP Paribas Istanbul Cup 2019)の女子ダブルスでは決勝に進んでいる。

 シングルスでの四大大会(グランドスラム)通算3勝のうち2勝をウィンブルドンで挙げているマレーは今大会、ピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert、フランス)とのペアで男子ダブルスにもエントリーしている。(c)AFP