【7月7日 Xinhua News】採れたてのブドウや干しぶどうを食べる習慣がある中国新疆ウイグル自治区で、ワイナリーが増えており、地元では、ワイン需要が高まっている。新疆は中国で最も早くブドウ栽培が始まった地域の一つ。

 新しい「新疆ウイグル自治区ワイン産業発展計画(2019~25年)」によると、25年には、ワイナリーは150カ所以上、ワイン生産は年30万キロリットル、完成酒類は18万キロリットル、ワイン加工段階の生産額は100億元(1元=約16円)に達する見込み。

 また、現地政府はワイン文化と観光産業を組み合わせて、特色のある地方ワイン文化を育み、文化PRや飲食・娯楽、観光など、300億元以上の産業を形成、貧困層の所得を増やし、各地の消費需要を満たす方針だ。

 ワイナリーの増加に伴い、新疆の酒造用ブドウ栽培面積は80万ムー(1ムー=15分の1ヘクタール)に増やす計画だ。統計では、昨年末の時点は49万4500ムーで、全国の3分の1を占めた。

 業界関係者によると、ここ数年、国民所得増加やワイン文化普及、栄養・健康志向の高まりに伴い、中国は、酒類に占めるワインの比率が上がり続け、世界でもワイン消費が最も速いスピードで伸びる市場の一つとなっている。

 新疆産ワインは国際コンテストで金賞や銀賞を何度も獲得し、市場でも認知度と影響力のあるワイン・ブランドを形成している。天山の北部地域では、新しいワイナリーが登場し始め、ワインがお目当ての客や観光客を歓迎している。

 新疆はワイン産業展開で優位性を持っている。天山北麓、伊犁(イリ)河谷、焉耆(えんき)盆地、吐魯番(トルファン)・哈密(ハミ)盆地の4大優良酒造用ブドウ栽培地は酒造用ブドウ栽培にぴったりなところだ。(c)Xinhua News/AFPBB News