【7月3日 AFP】日本で1日、31年ぶりに商業捕鯨が再開された。諸外国や環境保護団体が強く反発する中、東京にある有名な鯨肉料理店は再開を歓迎し、活況を呈している。

 日本は昨年、国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退、商業捕鯨再開を表明。反捕鯨団体などは、日本政府が捕獲許可を出している3種のクジラのうち1種は絶滅にひんしており、他の2種についても亜種は激減していると指摘している。

 この料理店の店主は、東京では鯨肉の調達に困ったことはないと話す。日本がIWCに加盟していた間も、南極海域で捕獲された調査用のクジラの肉を刺し身やステーキとして食することができたからだ。

 皮肉なことに、日本がIWCを脱退し、自国沿岸での商業捕鯨を再開したことにより、市場に流通する鯨肉量が減少する可能性がある。

 日本政府は、捕鯨は日本の伝統と豊かな食文化の重要な一部だと擁護してきた。64年の人生のうち46年を鯨肉料理にささげてきた同店店主も同意する。「食文化を守らない国に未来はない」 (c)AFP/Karyn NISHIMURA