飛行中の航空機から密航者転落か、英ロンドンの住宅に遺体
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【7月2日 AFP】英ロンドン市内の住宅の庭で男性の遺体が見つかり、警察当局は1日、男性がヒースロー空港(Heathrow Airport)着陸直前のケニア航空(Kenya Airways)機の車輪格納部から転落死した密航者とみられるとし、身元の特定を進めていると明らかにした。
ロンドン警視庁(Metropolitan Police Service、Scotland Yard)によると遺体は先月30日にロンドン南西部クラパム(Clapham)の民家の庭で発見され、事件性はないという。
また、着陸後のケニア航空機の車輪格納部からはバッグのほか、水や食料が見つかったという。
貧困や厳しい社会情勢に苦しむ一部のアフリカ諸国では近年、航空機内に隠れて欧米に渡るという非常に危険なやり方で密航を試みる者がおり、2017年には10代の若者がナイジェリアのラゴス(Lagos)からロンドンに向かう航空機の車輪格納部に12時間身を潜め、無事だったとの報道があった。(c)AFP