【7月1日 AFP】米テキサス州ダラス(Dallas)郡で6月30日、小型旅客機が墜落し、10人が死亡した。当局が明らかにした。

 同郡の町アディソン(Addison)の広報はAFPに対し「ダラス郡検視官が10人の死亡を確認しており、生存者はいない」と述べた。

 運輸安全委員会(NTSB)のブルース・ランズバーグ(Bruce Landsberg)副委員長は記者会見で、同機は乗員2人、乗客8人を乗せてフロリダ州セントピーターズバーグ(St. Petersburg)に向かっていたと述べた。

 事故原因に関して分かっていることは少なく、NTSBが調査中だが、「さまざまな可能性が考えられる」とランズバーグ氏は話している。

 同機の墜落後、アディソンの空港にある建物の一つから黒煙が立ち上り、消防隊が出火地点に向かって放水した。

 CBSニュース(CBS News)は複数の情報筋の話として、双発の同機の片方のエンジンが離陸時に機能を停止し、同空港の格納庫に向かって墜落したと伝えている。(c)AFP