【7月2日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)深圳市(Shenzhen)第6期人民代表大会常務委員会の第34回会議で、「深圳経済特区喫煙規制条例」(以下、「喫煙規制条例」)の改正案が審議を通過し、電子たばこが正式に喫煙規制対象に追加された。

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 このほか、改正後の「喫煙規制条例」では喫煙禁止区域も拡大され、バス停や観光地の屋外チケット売り場もその対象となった。また、未成年をたばこの影響から守るため、「小中学校や青少年関連施設の出入り口から50メートル以内でのたばこ製品の販売を禁止すること」も定められた。

 関連研究によると、電子たばこにも普通のたばこと同じようにニコチンなどの有害な化合物が含まれ、人体に健康被害をもたらす。世界保健機関(WHO)は電子たばこを禁止または規制するよう求めている。大まかな統計によると、現在世界42カ国・地域で公共の場所での電子たばこの使用が禁止または規制されている。(c)Xinhua News/AFPBB News