ジョコビッチ、大坂がセンターコート登場 ウィンブルドン初日の見どころ
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【7月1日 AFP】テニスの四大大会(グランドスラム)第3戦、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)が1日に開幕を迎える。初日のセンターコートには、男子シングルスで連覇を狙うノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)や女子シングルスの大坂なおみ(Naomi Osaka)が登場する。
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準決勝敗退に終わった全仏オープンテニス(French Open 2019)からの巻き返しを図る王者ジョコビッチは、第1シードとして5度目の大会制覇を果たし、グランドスラムの通算優勝回数を16に伸ばすことを目指す。
ジョコビッチはローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)でドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)にフルセットで敗れ、史上2人目となる2度目のグランドスラム4連勝を逃した。
今大会はベテランのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)との一戦で幕を開ける。両者は今年に入って3度対戦しており、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)ではコールシュライバーが勝利したが、その後の2大会ではジョコビッチに軍配が上がっている。
ウィンブルドンでは2011年、2014年、2015年、そして2018年に栄冠に輝いているジョコビッチは「仕上がりは良い。動き方を磨いている。コート上で正しいバランスでいられるようにして、しっかりとショットを決めきる。短いボールをものにして前に詰めるといったことを意識している」と話した。
女子シングルス第2シードの大坂は、全米オープン(US Open Tennis Championships 2018)と全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2019)で優勝したが、先日の全仏オープンを制したアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)に女王の座を譲ったばかり。
それでも、全仏オープンで3回戦敗退に終わったときはストレスや不安があったとぼやいていたが、新たな立ち位置に困惑した様子はない。
ウィンブルドンで初の3回戦突破を目指す今回は、過去2戦全敗のユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)が初戦の対戦相手となり、再び厳しい戦いを強いられるかもしれない。大坂は2週間前に行われたネーチャーバレー・クラシック(Nature Valley Classic 2019)でもプチンツェワに苦杯をなめている。
コート1には、女子シングルスで5度の優勝経験を誇るヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)が登場する。現在39歳のヴィーナスがウィンブルドンに初めて出場したのは1997年。初戦で対戦する15歳の同胞コリ・ガウフ(Cori Gauff)が生まれる7年も前のことだった。
ガウフの15歳でのウィンブルドン本戦入りは史上最年少。今大会には世界ランキング313位で入っており、ワイルドカード(主催者推薦)を得て出場した予選は、通っている高校のテストと両立しながら戦い抜いた。
ヴィーナスの妹セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、ガウフについて「彼女はわくわくする若手で、非常にクール」と評し、「素晴らしい子だし、彼女とヴィーナスにとって最高の瞬間になると思う」と話している。
その他では、前年女王のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)を破って前哨戦のネーチャーバレー国際(Nature Valley International 2019)を制すなど好調のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が、中国の朱琳(Lin Zhu、ズー・リン)と対戦する。第3シードのプリスコバは、今大会で自身初の8強入りを目指す。
また、プリスコバと同じく元世界ランキング1位で、今大会第7シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は、アリアクサンドラ・サスノビッチ(Aliaksandra Sasnovich、ベラルーシ)と相まみえる。
一方の男子シングルスでは、次世代の筆頭格である第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と第7シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)が、それぞれイリ・ベセリ(Jiri Vesely、チェコ)とトーマス・ファビアーノ(Thomas Fabbiano、イタリア)と激突する。
前回のファイナリストで今大会第4シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)はピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert、フランス)を迎え撃つ。
昨年大会の準決勝では、ジョン・イズナー(John Isner、米国)との大会史上2番目に長い6時間36分の死闘を制したアンダーソンだが、今年は肘の故障に悩まされている。(c)AFP/Dave JAMES