【6月30日 AFP】インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州プネ(Pune)で29日、集合住宅の擁壁が隣接する掘っ立て小屋の上に崩落し、子ども4人を含む、少なくとも15人が死亡した。

 警察によれば、高さ3メートルの擁壁は、建設現場で働く作業員らのために建てられた複数のトタン製の小屋を直撃。犠牲者の大半は崩落当時、就寝中だったという。小屋には主にインド北部から来た出稼ぎ労働者が居住していた。

 地元警察はAFPに対し、負傷者2人が現在、病院で治療を受けており、生存者がいないか捜索が続けられていることを明らかにした。

 プネはこの2日間、大雨に見舞われていた。

 インドでは多数の建設作業員とその家族が、宿泊費用を節約するために建設現場や付近の掘っ立て小屋で寝泊まりすることが多い。

 映像は、印NNISが29日に撮影、提供。(c)AFP