【6月28 AFP】インドネシアサッカー協会(PSSI)は27日、同国とオーストラリアが2034年のW杯(2034 World Cup)の共同招致に関する予備交渉を行っていると明かした。

 先週ラオスで行われたASEANサッカー連盟(AFF)の臨時総会で、両国は将来的な提案について話し合いを行った。

 PSSIの広報担当者はAFPに対し、「われわれは総会で、オーストラリアとともにW杯の招致を続けていくことに合意した」と話したが、現時点でオーストラリア側からのコメントは得られていない。

 また、この広報担当者によれば、タイがインドネシアとの共同開催から手を引いたことを受け、PSSIはオーストラリアサッカー連盟(FFA)との話し合いを始めたという。

 タイのプラユット・チャンオーチャー(Prayut Chan-O-Cha)首相は、東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟する全10か国が2034年大会の共催について合意したと発表しており、インドネシアとオーストラリアによる話し合いはこの数日後に行われた。

 ASEAN加盟国による共同招致が、インドネシアとオーストラリアの共催の可能性にどれほどの影響を与えるかは明らかではない。

 インドネシアはまた、2021年に開催されるU-20W杯(U-20 World Cup 2021)についてもオーストラリアとの共同開催招致を計画しているという。(c)AFP