【6月28日 AFP】ブラジルサッカー連盟(CBF)は27日、リシャルリソン(Richarlison)が流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)にかかったため、同日行われるコパ・アメリカ(2019 Copa America)準々決勝パラグアイ戦のメンバーから外れると発表した。

 ブラジル・ポルトアレグレ(Porto Alegre)での一戦を数時間後に控える中、連盟は全選手に対してウイルス性疾患のためのワクチンを接種させるとしている。また連盟は、リシャルリソンが完全隔離されており、「完全休養」のためにホテルの部屋にとどまっているとしている。

 イングランド・プレミアリーグのエバートン(Everton)でプレーするリシャルリソンは、グループステージの最初の2試合で先発を飾っていたものの、ペルーに5-0で快勝した第3戦ではエベルトン(Everton Sousa Soares)にその座を譲っていた。

 チッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)監督は前日の会見で、ペルー戦に続いてロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)とガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)、エベルトンの3選手を前線に並べる意向を示しており、もともとリシャルリソンは先発から外れるとみられていた。(c)AFP