【6月27日 AFP】ロシア・シベリア(Siberia)地方の空港で27日、緊急着陸を試みた旅客機が滑走路を飛び出し、建物に衝突して炎上する事故があり、乗員2人が死亡した。地元当局が明らかにした。

 ロシア・アンガラ(Angara)航空の旅客機アントノフ24(An24)は、ブリャート共和国の首都ウランウデ(Ulan-Ude)を出発したが、ニジネアンガルスク空港(Nizhneangarsk Airport)に緊急着陸を試みた。

 しかし同機は滑走路を100メートルほど飛び出し、ごみ処理施設の建物に衝突。機体は炎上し乗員2人が死亡した。子ども1人を含めた乗客43人は救出された。

 東シベリア(Eastern Siberia)の当局は、航空安全規則違反を視野に入れて捜査を開始したことを発表した。同機は定期便として運航中だった。(c)AFP