【6月27日 AFP】サッカー元スペイン代表MFのダビド・シルバ(David Silva)が26日、契約が満了を迎える来シーズンを最後にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)を退団すると明かした。

  2010年にスペイン1部リーグのバレンシア(Valencia CF)から加入して以降、シルバは4度のプレミアリーグ制覇に加え、FAカップ(FA Cup)で2度、フットボールリーグカップ(England Football League Cup)で4度のタイトルを獲得するなど、シティの歴史に残るような中心選手として活躍してきた。

 チームが史上初の国内3冠を決めた今季のFAカップ決勝でもゴールを入れたシルバは、シティで通算396試合に出場し、71得点を記録している。

 しかし、在籍10年という区切りでシティを離れるのがベストだと考えている33歳のシルバは、故郷グランカナリア(Gran Canaria)島で報道陣に対し、「これが最後だ」「10年は十分な時間。完璧なタイミングだ」と話した。

 シルバは2017-18シーズン、未熟児で生まれて入院していた息子マテオ(Mateo)君のために帰国し、多くの試合を欠場した。その後、マテオ君は順調に成長し、昨年8月に行われたシティのホーム開幕戦にも姿を見せた。

 それでもシルバは以前、シティでのキャリアを終えたら、家族のためにスペインに戻りたいと語っていた。(c)AFP