世界には、子どもたちに栄養のある食べ物を与えられない親がたくさんいる。すべての人が食べるのに十分な食料が生産されている一方で、世界人口の9人に1人がいまだに毎晩空腹を抱えたまま眠りにつき、3人に1人が何らかの栄養不良に苦しんでいる。食事の量が足りなかったり質が悪かったりすると、人々の健康状態が悪化するだけでなく、教育や雇用など他の多くの開発分野の進展を遅らせることにもなる。その背景には、毎年世界で生産される40億トンの食料のうちの3分の1が失われている現状がある。先進国では食べ物が消費段階で廃棄されることが多くある。世界中の人々が満足のいく食事をするためにも、世界中の人々に明日を生きていくための光を与えるためにも、食べ物に恵まれている私たちが食べ物に感謝し、無駄にしないことが大切だと考える。

[日本大学東北高等学校 緑川 琴音]