【6月25日 AFP】カナダテニス協会(Tennis Canada)は24日、女子テニスの新鋭ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)が負傷している肩の治療を続けるため、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)を欠場すると発表した。

 同協会はツイッター(Twitter)に、「肩の治療とリハビリを続けるため、残念ながらビアンカ・アンドレスクはウィンブルドン選手権を欠場することになった」と投稿した。

 今月16日に19歳になったばかりのアンドレスクは、今年の全仏オープン(French Open 2019)1回戦でマリー・ボウスコバ(Marie Bouzkova、チェコ)に3セットで勝利するも、ソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)との2回戦を棄権した。

 アンドレスクにとって全仏オープンは、右肩を痛め4回戦で途中棄権となった3月のマイアミ・オープン(Miami Open 2019)以来となる実戦だった。

 アンドレスクは、マイアミ・オープンの1週間前に行われたBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)の決勝でアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)を破り、ワイルドカード(主催者推薦)として同大会を制した史上初の選手となった。

 当時世界ランキングで60位につけていたアンドレスクは、BNPパリバ・オープンの優勝により同24位にまでジャンプアップ。24日に発表された最新のランキングでは25位となっている。(c)AFP