【6月24日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、全米女子プロゴルフ選手権(KPMG Women's PGA Championship 2019)は23日、ミネソタ州チャスカ(Chaska)のヘーゼルティン・ナショナル・ゴルフクラブ(Hazeltine National Golf Club)で最終日が行われ、ハナ・グリーン(Hannah Green、オーストラリア)がメジャー初優勝を果たした。

 今大会までツアー優勝がなかった22歳のグリーンは、最終日をイーブンパーでまとめて並み居る強豪を抑え、通算9アンダーで完全優勝を飾った。オーストラリア選手のメジャー優勝は、カリー・ウェブ(Karrie Webb)以来史上3人目となる13年ぶりの快挙。「メジャーでツアー初優勝を飾れるなんて天にも昇る心地」と喜んだ。

 グリーンは中盤に4ホールで三つのボギーをたたくなど乱れたが、16番で長いバーディーパットを決めて踏みとどまると、最後は緊張しながら短いパーパットを沈めて浮き沈みのあるラウンドを締めくくり、連覇を狙った朴城炫(Sung-Hyun Park、パク・ソンヒョン、韓国)を1打差の2位に抑えた。

 メリッサ・レイド(Melissa Reid、イングランド)とネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)が通算6アンダーで3位タイ。2017年大会覇者のダニエル・カン(Danielle Kang、米国)は、同5アンダーで同胞のリセット・サラス(Lizette Salas)と並び5位タイでフィニッシュした。

 畑岡奈紗(Nasa Hataoka)は14位タイ、横峯さくら(Sakura Yokomine)は60位タイだった。(c)AFP