【6月21日 AFP】NBAドラフト2019は20日、米ニューヨークのバークレイズ・センター(Barclays Center)で開催され、八村塁(Rui Hachimura)が全体9位でワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)に指名され、日本人選手として初めて1巡目指名を受ける快挙を達成した。

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 身長203センチの八村は、フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)でプレーしていた田臥勇太(Yuta Tabuse)、メンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)に所属する渡辺雄太(Yuta Watanabe)に次いで、日本人では史上3人目のNBA選手となり、「自分と家族、そして日本にとって大きな意味がある。日本人初だ」と喜んだ。

 一方、全体1位指名権を持っていたニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)は、デューク(Duke)大学のザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)を選出した。

 身長200センチ、体重117キロのウィリアムソンは、白いスーツに身を包み、母親と一緒の席で自分の名前が呼ばれるのを聞いた後、「この順位で呼ばれるなんて思ってもいなかった」「母がいなければここにいなかった。とにかく母に感謝したい。僕のために自分の夢をあきらめたんだ」と語った。(c)AFP