【6月20日 AFP】イランが20日、同国の領空を侵犯したとして米国製の「スパイ用無人機(ドローン)」を撃墜したと発表したことを受けて、米国防総省は同日、ドローンが撃墜された事実は認めたものの、飛行していたのはイランの領空内ではなく国際空域だったと反論した。

 米中央軍(US Central Command)のビル・アーバン(Bill Urban)報道官は、海軍の監視用ドローン「BAMS-D」がグリニッジ標準時(GMT)の19日午後11時35分にイランの地対空ミサイルによって撃墜されたと発表。

 ただし「イラン上空に同機がいたとする同国の報道は間違いだ」とし、「これは国際空域における米監視機へのいわれのない攻撃だ」と述べた。(c)AFP