【6月20日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は19日、マッツ・フンメルス(Mats Hummels)が古巣のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に再加入する見込みと発表した。

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 独誌キッカー(Kicker)が移籍金3800万ユーロ(約46億円)でフンメルスがドルトムントと3年契約を結んだと報じた後、バイエルンは同日午後に独スポーツ通信社SIDに対し、この移籍について認めた。

 30歳のフンメルスは、ドルトムントで2度のブンデス制覇を遂げた後、3年前に3500万ユーロ(約42億5000万円)でバイエルンに加入していた。バイエルンでは110試合以上に出場し、リーグ3連覇に加えて18-19シーズンは国内2冠を達成している。

 新シーズンに向けてチームの見直しを進めているバイエルンは、これまでにトップチームではアリエン・ロッベン(Arjen Robben)やフランク・リベリ(Franck Ribery)、ラフィーニャ(Rafinha)が退団している。

 フンメルスは先のシーズンでも堅固なパフォーマンスをみせていたが、バイエルンはリュカ・エルナンデス(Lucas Hernandez)やベンジャミン・パヴァール(Benjamin Pavard)といった実力あるDFを補強していたため、その今後には疑問が投げ掛けられていた。

 ドルトムントは、バイエルンとのタイトル争いの中で落ち着きを欠くディフェンスが大事な勝ち点を落とす原因となったことで、経験あるDFを求めていた。(c)AFP