物議醸した新国際大会、ワールドラグビーが断念 合意得られず
発信地:ロンドン/英国
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【6月20日 AFP】ワールドラグビー(World Rugby)は19日、新方式の国際大会「リーグ・オブ・ネーションズ(League Of Nations)」について、出場予定国から全会一致の合意が得られなかったとして、新設を断念したと発表した。
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ワールドラグビーが2022年から新設を目指していたリーグ・オブ・ネーションズでは、シックスネーションズ(Six Nations Rugby)の上位2チームが、6か国に出場国を拡大して行われるザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship)の1位、2位チームと準決勝・決勝を争うというものだった。
この案には、約50億ポンド(約6800億円)という記録的な額の後援があったが、欧州とそれ以外の国による二つのカンファレンスに昇降格制を導入するアイデアは物議を醸し、降格した場合に大きな不利益を被る可能性がある各国の連盟から反発を浴びていた。
ワールドラグビーは今後、W杯(Rugby World Cup)の出場国数を現行の20から拡大するなど、現在シックスネーションズとザ・ラグビーチャンピオンシップに出場できていない国のために代替案を模索していく。(c)AFP