【6月20日 AFP】英国警察は19日、サッカーのエミリアーノ・サラ(Emiliano Sala)選手の飛行機事故による死去に関連し、過失致死の容疑で64歳の男を逮捕したと発表した。

【特集】エミリアーノ・サラ選手搭乗機の墜落事故

 フランス・リーグ1のナント(FC Nantes)からイングランド・プレミアリーグ、カーディフ・シティ(Cardiff City)への移籍が完了した2日後の今年1月21日、サラ選手と操縦士のデビッド・イボットソン(David Ibbotson)さんが乗っていた小型機はイギリス海峡(English Channel)に墜落し、同選手は28歳で亡くなった。

 英南部ドーセット(Dorset)警察のサイモン・ハクスター(Simon Huxter)警部補は、「捜査の結果、本日2019年6月19日、不法行為による過失致死の疑いで、ノースヨークシャー(North Yorkshire)出身の64歳の男を逮捕した」と発表した。

「この男はわれわれの事情聴取に協力し、取り調べを行う中で釈放された」

 同警部補は、捜査に影響が出るのを避けるため、逮捕された男の身元を推測しないようにメディアや市民に対して呼びかけた。(c)AFP