【6月18日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ(Michel Platini)前会長(63)が18日、2022年W杯(2022 World Cup)のカタール招致をめぐる汚職捜査で警察に拘束された。捜査に近い情報筋が明らかにした。

 サッカー界の伝説的存在で2007年にUEFA会長に就任したプラティニ氏は、W杯カタール招致をめぐる汚職について捜査を行っているフランスの警察により身柄を拘束された。

 2022年W杯の開催地にカタールが選ばれたことをめぐっては、招致段階で汚職があった疑いがあるほか、決定自体についてもその妥当性をめぐる論争に発展している。

 プラティニ氏は2015年までUEFA会長を務め、同年、国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)前会長から200万スイス・フラン(約2億1600万円)を受け取ったなどの倫理規定違反で4年間の活動禁止処分を受けている。(c)AFP