【6月18日 AFP】中国・香港行政トップの林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官は18日、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案をめぐる政治危機と混乱について謝罪した。

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 香港では林鄭長官率いる親中派政権に対し、過去最大規模の抗議デモが繰り広げられた。

 同長官はこの事態を受け、記者会見で「私個人が責任の大半を負わなければならない。今回の件は社会における論争、争議、不安を招いてしまった」と認め、「このため、私は香港の全ての人々に心の底から謝罪する」と述べた。(c)AFP