【6月24日 AFP】女子テニス、ネーチャーバレー・クラシック(Nature Valley Classic 2019)は23日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)が6-3、7-5で第8シードのユリア・ゲルゲス(Julia Goerges、ドイツ)を下して優勝を飾り、新世界女王になった。

 オーストラリア出身の女子選手が世界ランキングで1位に立つのは、1976年に2週間トップを維持したイボンヌ・グーラゴング・コーリー(Evonne Goolagong Cawley)氏以来史上2人目。全仏オープンテニス(French Open 2019)覇者の23歳のバーティは、大坂なおみ(Naomi Osaka)から王座を奪った。

 驚くべきことに、バーティは2014年に一時テニスを離れてクリケットに転向しながら、そこから5年足らずで世界ランク1位になった。本人は今年の目標はトップ10入りでしかなかったとしながらも、テニスでナンバーワンになるのは子どもの頃からの夢だったと話している。

「(世界ランキング1位になることを)みんな小さい頃に夢見ると思うが、それが現実になるというのは信じられない」「自分の領域にはなかったことだ」「ランキングもないゼロからのスタートから今ここにいるというのは、自分だけでなくチームにとっても、とてつもなく大きな成果」 (c)AFP