森が死んでいる。これはアマゾンの熱帯雨林の写真だ。アマゾンでは開発行為・破壊行為、あるいは世界的な食肉の需要増加による大規模な畜産などにより森林破壊が進んでいる。つまり文字通り「森が死んでいる」。
日々、ネットやニュースで流れる様々な人の死、もちろん悲しくなる。当たり前のことだ。同じ人間が死んでいるのだから当然嘆かわしいことだ。多くの動物が絶滅の危機に瀕している。これもきっと多くの者が悲しんでいることだろう。
じゃあ森が死んでいる。これを聞いて果たして何を思うのだろう。私たちは多くの恩恵を植物や森、自然から受けている。これに異論を唱えるものはそう多くないだろう。そうであるならば「森が死んでいる」。このことは私たち人間にとってどのような価値を持つべきであろう。もう一度自然の中で考えてみるべきかもしれない。ただしゆっくり考えている時間はない。

明治大学 瀬野 佑真 環境セクション