【6月18日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は17日、グループAの試合が行われ、フランスはDFウェンディ・ルナール(Wendie Renard)のPKが決勝点となり、ナイジェリアに1-0で勝利しグループステージを3連勝で終えた。

 グループAを1位で勝ち抜いたフランスは、決勝トーナメント1回戦で3位通過のチームのいずれかと対戦する。

 しかし、仮に連覇を狙う米国が予想通りグループFを首位で通過し、決勝トーナメント1回戦でも勝利すれば、開催国のフランスは準々決勝で前回女王と顔を合わせることになる。

 引き分け以上で1位通過を決めることができたフランスだったが、ルナールがチームに勝ち点3をもたらした。ルナールのシュートは一度ポストに阻まれたが、キックの前にナイジェリアGKが前に出ていたことが判明しやり直しになると、ルナールが2度目のPKを決めた。

 ルナールは「心の中では、『きょうは私の日じゃない』と思った。けれど自分で責任を負い、もう一度蹴ることを決めた」「高いレベルの試合では、精神的に準備ができていなければピッチに立っていても意味がない」と振り返った。

 また、同組のもう一方の試合では、ノルウェーが韓国に2-1で勝利し、グループ2位通過を決めている。3位フィニッシュとなったナイジェリアの勝ち上がりは、他のグループの結果次第となる。(c)AFP/Terry DALEY/Andy SCOTT