【6月17日 AFP】コパ・アメリカ(2019 Copa America)は16日、グループCの試合が行われ、ウルグアイはエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)とルイス・スアレス(Luis Suarez)にそれぞれゴールが生まれ、10人のエクアドルに4-0で快勝した。

 ウルグアイは6分、ニコラス・ロデイロ(Nicolas Lodeiro)の得点で先制。その後、腕が相手の顔に入ったとしてエクアドルDFホセ・キンテロ(Jose Quintero)にレッドカードが提示された。

 数的優位になったウルグアイは攻撃の勢いを強め、前半のうちにカヴァーニとスアレスが追加点をマークすると、78分にはエクアドルのオウンゴールで4点目が決まった。

 4度目の出場にして、これが待望のコパ・アメリカ初ゴールとなったカヴァーニは、「前半にチャンスがあった。それをものにできたことでチームは落ち着き、主導権を握ることができた」「重要な一歩だ」とコメントした。

 前回王者のチリや招待国の日本と同じ難しいグループに入ったウルグアイにとっては、理想的な大会初戦となった。

 同日に行われたグループBの一戦では、パラグアイが2点のリードを守りきれず、アジア王者のカタールと2-2で引き分けた。

 パラグアイはオスカル・カルドソ(Oscar Cardozo)のPKとデルリス・ゴンサレス(Derlis Gonzalez)のミドルシュートで2-0とリードしていたが、アルモエズ・アリ(Almoez Ali)に1点を返されるとオウンゴールを献上してしまい、残り約15分という場面で追いつかれた。

 カタールを率いるフェリックス・サンチェス(Felix Sanchez)監督は、「妥当な結果だ。きょうのわれわれは勝ち点1を得るのにふさわしかった」とコメント。また、「自信を持ち続け」、「試合を諦めないという強い気持ちを見せた」選手たちを称賛した。一方、パラグアイのゴンサレスは「リードを守れず、後味の悪い結果になった」と振り返った。

 同組では前日にコロンビアがアルゼンチンに2-0で勝利しており、パラグアイとカタールは2位で並んでいる。(c)AFP/Esteban ROJAS