【6月15日 AFP】香港で15日、中国本土への犯罪容疑者の引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正の延期が発表された。だが抗議活動を主導する民間人権陣線(Civil Human Rights Front)の指導者は同日、改正案が完全撤回される必要があるとして、16日の抗議デモを予定通り決行する意向を明らかにした。

 民間人権陣線の岑子傑(Jimmy Sham)氏は報道陣に対し、「改正案の撤回を目にしない限り、香港の人々はあくまでやり通し、政府に対する抗議を止めないということを示す必要がある」と述べた。(c)AFP