【6月25日 AFP】コパ・アメリカ(2019 Copa America)は24日、グループCの試合が行われ、日本は中島翔哉(Shoya Nakajima)がゴールを決めるもエクアドルと1-1で引き分け、無念の敗退が決まった。

 今大会では各組3位チームのうち成績上位2か国も準々決勝に進むことができ、日本とエクアドルが勝ち上がるには、それぞれこの一戦に勝利する必要があった。この結果、すでに8強入りを決めていたグループA3位のペルーに加え、グループBを3位で終えたパラグアイのグループステージ突破が決まった。

 日本は15分、中島の得点がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によって認められて先制に成功するも、20分後にはアンヘル・メナ(Angel Mena)にゴールを決められエクアドルに追いつかれた。

 終盤には途中出場の前田大然(Daizen Maeda)がうまく抜け出しシュートを放ったが、これはGKアレキサンダー・ドミンゲス(Alexander Dominguez)に阻まれた。さらに後半アディショナルタイムには、久保建英(Takefusa Kubo)がネットを揺らすもオフサイドの判定で得点は認められなかった。

 また、同組のもう一方の試合では、ウルグアイがエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)の得点でチリを1-0で下し、1位通過を果たした。

 チリはこの試合で引き分ければ首位通過を決め、今大会で唯一全勝を収めているコロンビアとの対戦を避けることができたが、82分に途中出場のホナタン・ロドリゲス(Jonathan Rodriguez)のクロスからカヴァーニにヘディングを決められ、黒星を喫した。

 グループC1位のウルグアイは準々決勝でペルーと、同2位のチリはコロンビアと対戦することが決まった。(c)AFP