【6月13日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は12日、グループAの試合が行われ、フランスはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によって与えられたPKをウージェニー・ルソメ(Eugenie Le Sommer)が確実に決め、ノルウェーに2-1で勝利した。

 フランスは、練習に遅刻したとして韓国との開幕戦でベンチスタートになったものの、この日先発に復帰したヴァレリー・ゴヴァン(Valerie Gauvin)がゴールを挙げ、後半開始早々に均衡を破った。

 しかし54分、初戦で2得点を挙げたDFのウェンディ・ルナール(Wendie Renard)がオウンゴールを献上し、ノルウェーに追いつかれた。

 それでもフランスは72分、ボールをクリアしようとしたノルウェー選手のスパイクの裏がマリオン・トホン(Marion Torrent)の脚に当たり、VAR判定によって与えられたPKをルソメがしっかり成功させた。

 2連勝を飾ったフランスは、ナイジェリアとノルウェーに3ポイント差をつけ、首位でのグループリーグ突破へ前進。ナイジェリアとノルウェーが決勝トーナメントに進出するには、勝ち点で韓国に並ばれないようにする必要がある。(c)AFP