【6月12日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2020)予選は11日、各地で行われ、グループJのイタリアはマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)の終盤のゴールが決勝点となり、ボスニア・ヘルツェゴビナに2-1で勝利した。

 エディン・ジェコ(Edin Dzeko)にゴールを許しホームで先制されたイタリアは、後半開始直後にロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)が同点弾をマーク。すると86分、ヴェッラッティがカーブのかかったシュートをゴールに流し込み、イタリアは今予選で4連勝を飾った。

 イタリアのロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督は、「難しい試合になると思っていたが、それに打ち勝つ強さや信念を見せた」「グループの首位に立っているということが重要だ」とコメントした。

 また、グループHでは、世界王者のフランスがアウェーでアンドラを4-0で下し、黒星を喫した8日のトルコ戦からの立ち直りに成功した。

 フランスを率いるディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督は、「先週末に行われた好調なトルコとの試合では、いつものようなレベルでプレーすることができなかったが、きょうはうまく立て直した。楽な試合に見え、プレーの強度もいつもと違ったが、内容は非常に良かった」と語った。

 同組の他の試合では、ホームのアイスランドがトルコを2-1で破ったため、フランスが再び首位に浮上している。