シャラポワが約3か月ぶり復帰へ、主催者推薦でマヨルカOP出場
このニュースをシェア
【6月11日 AFP】女子テニス、元世界ランク1位のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が10日、来週開幕するマヨルカ・オープン(Mallorca Open 2019)に出場すると表明した。同選手は2008年から故障に悩まされていた肩の手術に踏み切った今年2月から、3か月以上にわたり戦列を離れていた。
グランドスラム通算5勝を誇る32歳のシャラポワは、「マヨルカ・オープンのワイルドカード(主催者推薦)を受けると発表できて、とても喜んでいます」「ここ数か月間ずっと応援してくれていた素晴らしいファンのため、私にこの機会を与えてくれた大会に感謝します」とのコメント文を発表した。
大会側もまた、「スペイン・マヨルカ(Mallorca)島で数週間以上プレーを試した結果、マリア・シャラポワはマヨルカ・オープンが提示したワイルドカードの受諾を決意した」と明らかにした。
2017年に薬物違反による15か月の出場停止処分が明けて以来、万全な体調を維持できずにいるシャラポワは、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)で4回戦敗退を喫した後、地元ロシアで臨んだサンクトペテルブルク・レディース・トロフィー(St. Petersburg Ladies Trophy 2019)を途中棄権したのが最後の実戦となっていた。
グラス(芝)コートで17日に開幕するマヨルカ・オープンには、シャラポワに加えてウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)女王のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)や元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)も出場する予定となっている。(c)AFP