【6月11日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は10日、グループEの試合が行われ、カナダはカメルーンに1-0で勝利して白星発進を飾った。

 粘り強い守備を見せたカメルーンを相手に、カナダは試合を支配しシュート数でも上回ったが、得点は周到な準備をしたCKからしか生まれなかった。

 前半終了間際にCKを獲得したカナダは、フリーになっていたDFケデイシャ・ブキャナン(Kedeisha Buchanan)が遅れて上がってくると、ヘディングで合わせて先制点を挙げた。

 元米国代表のアビー・ワンバック(Abby Wambach)氏が持つ、女子代表における歴代最多得点記録の更新にあと4点と迫っている、カナダのベテランFWクリスティン・シンクレア(Christine Sinclair)は、ゴール前で見せ場を作れなかった。

 グループEのもう1試合であるニュージーランド対オランダ戦は、11日にルアーブル(Le Havre)で行われる。(c)AFP