「タンタンの冒険」第1作表紙絵の原画、1.2億円で落札
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【6月11日 AFP】ベルギーの漫画家エルジェ(Herge)氏が手掛けた「タンタン(Tintin)の冒険」シリーズ第1作の表紙絵の原画が8日、米テキサス州ダラス(Dallas)で競売にかけられ、112万ドル(約1億2000万円)で落札された。競売会社ヘリテージ・オークションズ(Heritage Auctions)がAFPに明らかにした。
シリーズ第1作「タンタン、ソビエトへ(Tintin in the Land of the Soviets)」の表紙絵には、少年記者タンタンがソ連着陸時に損傷した飛行機のプロペラを造り、それを飼い犬のスノーウィが見守る様子が描かれている。
1929年、当時22歳だったエルジェ氏(本名:ジョルジュ・レミ、Georges Remi)のタンタンシリーズは、ベルギーのカトリック系保守紙「20世紀(Le Vingtieme Siecle)」の子ども向け増刊号「プチ20世紀(Le Petit Vingtième)」に初登場した。70言語以上に翻訳され、今なお人々に愛されている。
墨汁とガッシュで描かれた原画は、エルジェ氏のサイン入り。ヘリテージ・オークションズの広報担当者はAFPに対し、原画はブリュッセルで見つかったもので、最も古く、「個人の所有で、エルジェ氏自身のサインがある希少な表紙絵」の一つと述べた。
タンタンシリーズ作品はこれまでも高値で落札されており、落札額が150万ドル(約1億6000万円)を超えたものもある。(c)AFP