【6月10日 AFP】インド南部タミルナド(Tamil Nadu)州で、33歳の男性が水をめぐるけんかの末に死亡した。警察が7日、明らかにした。インドは猛暑や暴風雨に見舞われ、同国北部では24人が命を落としている。

 同州タンジャブール(Thanjavur)の近くで5日、48歳の男性とその3人の息子が公共の水タンクから大量の水を吸い上げたことをきっかけに言い争いになった。

 警察によると、地元の男性D・アーナンド・バーブ(D. Anand Babu)さんが彼らをとがめたところ、けんかになった。バーブさんは病院に搬送されたが、翌日、息を引き取った。バーブさんの父親もけんかで負傷したという。

 インドはここ最近、熱波による猛暑に見舞われており、北部のラジャスタン(Rajasthan)州やウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州などでは、気温が50度近くに達している。(c)AFP