【6月9日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は8日、女子アフガニスタン代表選手に対して性的、身体的暴行を加えたとして、同国サッカー連盟(AFF)のケラムディン・カリーム(Keramuddin Karim)元会長に対し、永久追放処分を科した。

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 2013年から18年にかけて、カリーム氏が女子代表の5選手に対して性的暴行を加えたとの疑惑を受けて、FIFAの倫理委員会は暫定的に職務停止処分を下していた。

 FIFAは、カリーム氏が「立場を悪用して、複数の女子選手を虐待するというFIFAの倫理規定に違反した」との調査結果を明かしている。

 カリーム氏への処分は即時有効となり、国内および国際舞台でのサッカーに関連した活動を禁止される。また、同氏には100万スイス・フラン(約1億950万円)の罰金が科されている。(c)AFP