【6月8日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2019)は7日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第8シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)とノーシードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)が、ともに四大大会(グランドスラム)ではキャリア初の決勝進出を果たした。

 23歳のバーティは、17歳のアマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)との準決勝で第1セットを先取され、第2セットも0-3とリードされながらも6-7(4-7)、6-3、6-3で大逆転勝利を飾った。また、オーストラリア勢が全仏のファイナリストとなったのは、2010年大会で準優勝を飾ったサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur)以来の快挙となった。

 次週発表される最新の世界ランキングでトップ3に浮上するとみられるバーティは、「良くも悪くも驚いている」とすると、「これまでで最も厳しい試練だった」「特に寒くて風が吹くコンディションの中で、自分の戦いぶりを誇りに思う」とコメントした。

 一方、19歳の新星ボンドロウソバは、第26シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)に7-5、7-6(7-2)で競り勝った。10代の選手がグランドスラムの決勝に勝ち進んだのは、2009年全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)のキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)以来10年ぶりで、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)では12年ぶりの出来事となった。

 8日に行われる女子シングルスの決勝は、グランドスラムでは2008年の全仏決勝で20歳のアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic)氏が22歳のディナラ・サフィナ(Dinara Safina、ロシア)氏を下して以来の年少対決となる。

 女子シングルス準決勝の2試合は、当初予定されていたコート・フィリップ・シャトリエ(Court Philippe-Chatrier)から別のコートに変更になり、この決定を下した大会主催者に対して女子テニス協会(WTA)から「不公平で不適切」との声が上がるなど、性差別的との批判が集まる中で行われた。

 雨で5日の試合が全て中止となり、この日も悪天候が予想されたことからスケジュールが組み直されたが、コート・フィリップ・シャトリエはすでに、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)対ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)戦と、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)対ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)戦の男子シングルス準決勝が予定されていた。(c)AFP/Dave JAMES