【6月8日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は7日、開幕を迎え、グループAの開催国フランスはDFウェンディ・ルナール(Wendie Renard)の2得点などで韓国を4-0で圧倒し、白星スタートを切った。

 チケット完売となったパルク・デ・プランス(Parc des Princes)での開幕戦は、4万5261人の観客が女子最高峰の舞台のオープニングを見届けたが、フランスはプレッシャーを感じさせることなく快勝した。

 優勝候補の一角に挙げられているフランスは韓国に情けをかけず、序盤にウジェニー・ルソメ(Eugenie Le Sommer)のゴールで先制すると、今大会最長身のルナールがその後2得点をマークし前半を3点リードで折り返した。

 フランスは後半、キャプテンのアマンディーヌ・アンリ(Amandine Henry)が勝利を決定づける4点目をマーク。アンリはこの得点を「少女の頃からの夢がかなった」瞬間だったと喜んだ。

 仏テレビTF1に対し「良い形で試合に入ることができた」と話したアンリは、国歌が流れているときにチームが感情的になったと明かしている。「(国歌の)『ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise)』の演奏中は泣きそうだった。感情が高まった」

 なお、この試合は国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長とともに、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領とブリジット(Brigitte Trogneux)大統領夫人が観戦した。(c)AFP/Andy SCOTT