シティがCASに不服申し立て、CL出場停止処分の回避が目的
発信地:ローザンヌ/スイス
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【6月7日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は6日、サッカーイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)が、欧州サッカー連盟(UEFA)によるチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場停止処分を防ぐべく、申し立てを行ったと発表した。
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UEFAからファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反について調査を受けているプレミアリーグ王者のシティは、今後のチャンピオンズリーグに出場できない恐れがある。
UEFAは3月、FFPを順守するためにシティがスポンサー契約による収入の一部を隠蔽(いんぺい)したと主張しており、今回の調査はこれが発端となって始まった。
スイス・ローザンヌ(Lausanne)に本部を置くCASは、間もなく下されるUEFAのクラブ財務管理組織(CFCB)審査部による決定を前に、シティが不服申し立てを行ったと明かした。
CFCB審査部が、その代表者であるイブ・ルテルム(Yves Leterme)氏によって導かれる結論に反対する可能性は低いとみられており、同部門はシティにチャンピオンズリーグの出場停止処分を科すべきだと勧めたと考えられている。
UEFAの処分次第では、シティは2020-21シーズンのチャンピオンズリーグに出場できない可能性がある。
しかしシティは、UEFAがこの件をCFCB審査部に送致する権利と、同部門のクラブに審判を下す権限に異議を唱えていると考えられている。(c)AFP