【6月7日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2019)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、17歳の新星アマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)が大会第3シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)を6-2、6-4で撃破し、準決勝に駒を進めた。

 世界ランク51位のアニシモバは、コート・フィリップ・シャトリエ(Court Philippe-Chatrier)の大舞台で昨季女王を倒した後、「緊張していないように見えたなら、そうじゃなかったから」と緊張感はなかったとすると、「すごくわくわくしていたし、ここまで来られて本当にうれしかった」「これ以上は望めないくらい」と喜んだ。

 アニシモバは7日の準決勝で第8シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)と激突することが決定。バーティは第14シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)に6-3、7-5で勝利を収め、四大大会(グランドスラム)では自身初の4強入りを果たした。

 今大会は5日の試合が雨ですべて中止となり、準決勝は男女ともに7日に行われることになった。そこで、男子用にコート・フィリップ・シャトリエを空けておくために、女子の試合はコート・スザンヌ・ランラン(Court Suzanne Lenglen)とコート・シモーヌ・マチュー(Court Simonne-Mathieu)に振り分けられることになった。

 アニシモバは、「実のところ、あしたもプレーすることになって本当に喜んでいる」「コートに出たくて仕方ないから、丸一日の休養は必要ない。だから、あしたもプレーできることがとてもうれしい」と話した。

 アニシモバのグランドスラム4強入りは、2007年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)でチェコのニコル・バイディソバ(Nicole Vaidisova)氏が成し遂げて以来の年少記録となった。また、女子の米国勢としては1997年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)でのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)に次ぐ若さで、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)においては、1990年大会のジェニファー・カプリアティ(Jennifer Capriati)が4強入りして以来の年少記録となった。

 一方、今大会でハレプが敗退したことにより、全仏の女子シングルスでは2007年にジュスティーヌ・エナン(Justine Henin)氏が3連覇を成し遂げて以降、12年連続で2連覇選手がでないことになった。同大会ではオープン化以降、タイトル連覇を果たした女子選手は5人だけとなっている。

 もう一つの準決勝の組み合わせは、第26シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)とチェコの19歳マルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova)に決まり、アニシモバとバーティの勝者と決勝で対戦することになる。

 グランドスラムで10代の選手2人が4強入りを果たすのは10年ぶりで、ローラン・ギャロスでは2001年にエナン氏と同胞のキム・クライシュテルス(Kim Clijsters)氏が勝ち残って以来の出来事となった。(c)AFP/Jed Court