【6月15日 AFP】ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで、同国西部のプリイェドル(Prijedor)にささげる「ホワイトバナー・デー(The White Banner Day)」を刻むインスタレーション。

 展示は、1992~95年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争初期の92年に、プリイェドルで起こった組織的な民族浄化による犠牲者3176人の死亡記事でつくられている。「ホワイトバナー・デー」は、セルビア系指導者らが非セルビア系に対して公共の場での白い腕章を着用させ、家屋には白旗を掲揚するよう命じた日に由来している。従わない者は殺された。(c)AFP