【6月5日 AFP】アジア・サッカー連盟(AFC)は4日、仏パリで臨時総会を開き、2023年の第18回アジアカップ(2023 AFC Asian Cup)を中国で開催することに決めた。

 AFCのサルマン・アル・ハリファ(Salman bin Ebrahim Al Khalifa)会長は「アジア内外のサッカー界において重要な瞬間だ」「世界で最も人口が多い中国の可能性を解き放つ力がサッカーにはある」とコメントした。

「中国政府の指導と投資の下、同国でサッカーが発展していくさまをわれわれは目にしてきた」「このアジアカップには、将来に向けて確かなレガシーを築く可能性がある」

「このアジアカップは、将来的に中国で素晴らしいチームが誕生するための出発点になり得る力がある。そしてさらに重要なことに、サッカーを中国で1番のスポーツにする可能性さえ秘めている」

 同大会については先月、招致活動を行っていた韓国が立候補を取りやめたことで、開催に名乗りを上げているのは中国だけとなっていた。また、以前はタイとインドネシアも開催に関心を示していたが、早い段階で辞退していた。(c)AFP/Martyn WOOD